未来の教育/日本が女子の理系力をムダにする実態
2022/09/07 (Wed) 09:47
こんにちは、
女性ファンマーケティングのオフィスat寺島です。
いつもありがとうございます。
先日、全国高等学校PTA連合会大会に参加しまして
さまざまな講演を聞く機会をいただきました。
中でも、「未来の教育」について
教育政策を直接聞けたことはとても学びになりました。
「優れた能力がある者を伸ばせば
どんな個人間・地域間格差を広げてもいいということでは決してなく
多様性・公正や個人の尊厳・多様な幸せ(well-being)の価値が
Society 5.0の中核であることを踏まえた教育・人材育成政策を示していく」
STEAM教育、GIGAスクール構想etc それぞれは聞くものの
全体として捉えて見る機会はほとんどありませんでしたので
点と点がつながりましたし、
企業の人材育成や採用(Z世代・α世代)にも、とても参考になる視点でした。
合田 哲雄 さん/内閣府(科学技術・イノベーション推進事務局)審議官
の講演の中でも紹介されていた内容です。
ぜひご覧ください(あ、70ページほどあります。汗)
↓
■Society 5.0の実現に向けた 教育・人材育成に関する政策パッケージ(案)
https://m.bmb.jp/13/886/1501/XXXX
浅野 大介さん/経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課長(兼)教育産業室長
の話は、こちらの記事が参考になります。
↓
■教育DXで「未来の教室」をつくろう
https://m.bmb.jp/13/886/1502/XXXX
(パネルディスカッションでは
経産省・浅野さん、文科省が長い合田さん
それぞれスタンスの違いから漫才のような掛け合いがおもしろかったです。笑
合田さんの話の中で
「今日はこれを話しておきたかった」と言われていたのが、
「文理分断と理数系の学びに関するジェンダーの偏り」についてでした。
↓ 前述のP15~18
https://m.bmb.jp/13/886/1503/XXXX
「義務教育終了段階では、比較的高い理数リテラシーを持つ子供が約4割いるにもかかわらず
高校段階では、文理別のコースを選択するシステムも契機になり、理系が2割と半減。
さらに、大学入学時には学士は入学定員とも関連して
理工農系学部の学生は約1割に半減し、修士・博士と先細っていく状況。
特に、女子の理系離れは深刻であり、学士の理工農系進学は
女子全体のうち5%にすぎず(修士進学は1%)
その結果、これらの分野で学ぶ男子学生は9.5万人に対し、
女子学生は2.6万人と大きなアンバランスが生じている」
日本は、女子の理系学力をムダにしている! と。
私たちも先日、
福岡県のIT企業へ女性人材についての調査を行いましたが、
インタビューで口々に言われていたのが
「業界的に女性活躍しやすい環境だけど、女性の母数がとにかく少ない」
ということ。
せっかく活躍の場があるのにもったいない、と
企業現場の状況からも見てとれました。
要因の1つは、大学の理工系の学部が少ないこと。
それについては、
先日、理工系の学部再編を支援する基金創設とニュースが出ていましたが、
増やす対策を行うようです。
https://m.bmb.jp/13/886/1504/XXXX
そのほかの大きな要因として、合田さんも指摘されていたのが
家庭や先生、まわりから受け取る「バイアス」だと。
「女子には理系は不利」「文系が就職に有利」というのが根強く
高1での文理選択や受験で、一気に文系に傾くのだそう。
「先生方、親御さん方、どうか理数リテラシーの芽を伸ばしてあげてください!」
と、合田さんが強く言われていたのがとても印象的でした。
一人ひとりが多様な幸せ(well-being)を実現できる社会、Society5.0へ向けて
教育も、明治5年の「学制発布」以来、150年ぶりの
大きなトランスフォーメーションの時代です。
そのために不可欠な「主体的・対話的で深い学び」の環境を
子どもたちの教育、そして企業の人材育成で、どう進めていくか。
それぞれの場所で落とし込みながら、加速させていきたいものです。
* * *
【atニュース】
九州生産性大学経営講座に阿部が講師として登壇しました
https://m.bmb.jp/13/886/1505/XXXX
【イキマネコラム】
どうまめとると成果の出るチームになるのか?
https://m.bmb.jp/13/886/1506/XXXX
【スタッフ日記】
防災の日に考える(スタッフなかしま)
https://m.bmb.jp/13/886/1507/XXXX
* * *
【Instagram】
ポイントは話す順番!~女性に売れる営業トーク
https://m.bmb.jp/13/886/1508/XXXX
【LINE】
アンケートやマーケティングにご参加いただける方
ぜひ登録ください
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・「@officeat_happy」検索
・URLをクリック
https://m.bmb.jp/13/886/1509/XXXX
* * *
それではまた。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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先日、全国高等学校PTA連合会大会に参加しまして
さまざまな講演を聞く機会をいただきました。
中でも、「未来の教育」について
教育政策を直接聞けたことはとても学びになりました。
「優れた能力がある者を伸ばせば
どんな個人間・地域間格差を広げてもいいということでは決してなく
多様性・公正や個人の尊厳・多様な幸せ(well-being)の価値が
Society 5.0の中核であることを踏まえた教育・人材育成政策を示していく」
STEAM教育、GIGAスクール構想etc それぞれは聞くものの
全体として捉えて見る機会はほとんどありませんでしたので
点と点がつながりましたし、
企業の人材育成や採用(Z世代・α世代)にも、とても参考になる視点でした。
合田 哲雄 さん/内閣府(科学技術・イノベーション推進事務局)審議官
の講演の中でも紹介されていた内容です。
ぜひご覧ください(あ、70ページほどあります。汗)
↓
■Society 5.0の実現に向けた 教育・人材育成に関する政策パッケージ(案)
https://m.bmb.jp/13/886/1501/XXXX
浅野 大介さん/経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課長(兼)教育産業室長
の話は、こちらの記事が参考になります。
↓
■教育DXで「未来の教室」をつくろう
https://m.bmb.jp/13/886/1502/XXXX
(パネルディスカッションでは
経産省・浅野さん、文科省が長い合田さん
それぞれスタンスの違いから漫才のような掛け合いがおもしろかったです。笑
合田さんの話の中で
「今日はこれを話しておきたかった」と言われていたのが、
「文理分断と理数系の学びに関するジェンダーの偏り」についてでした。
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高校段階では、文理別のコースを選択するシステムも契機になり、理系が2割と半減。
さらに、大学入学時には学士は入学定員とも関連して
理工農系学部の学生は約1割に半減し、修士・博士と先細っていく状況。
特に、女子の理系離れは深刻であり、学士の理工農系進学は
女子全体のうち5%にすぎず(修士進学は1%)
その結果、これらの分野で学ぶ男子学生は9.5万人に対し、
女子学生は2.6万人と大きなアンバランスが生じている」
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ということ。
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それについては、
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家庭や先生、まわりから受け取る「バイアス」だと。
「女子には理系は不利」「文系が就職に有利」というのが根強く
高1での文理選択や受験で、一気に文系に傾くのだそう。
「先生方、親御さん方、どうか理数リテラシーの芽を伸ばしてあげてください!」
と、合田さんが強く言われていたのがとても印象的でした。
一人ひとりが多様な幸せ(well-being)を実現できる社会、Society5.0へ向けて
教育も、明治5年の「学制発布」以来、150年ぶりの
大きなトランスフォーメーションの時代です。
そのために不可欠な「主体的・対話的で深い学び」の環境を
子どもたちの教育、そして企業の人材育成で、どう進めていくか。
それぞれの場所で落とし込みながら、加速させていきたいものです。
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どうまめとると成果の出るチームになるのか?
https://m.bmb.jp/13/886/1506/XXXX
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https://m.bmb.jp/13/886/1507/XXXX
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