「このチラシ、どうですか?」の前に聞くべきこと
2025/11/11 (Tue) 08:00
こんにちは、オフィスatの寺島です。
いつもありがとうございます。
心地良い秋、いかがお過ごしでしょうか。
私は、授業に講座に調査ヒアリングに…と、「問いまくる秋」です!
先日のマーケティング授業では
ハンズの売場で学生たちとフィールドワークを行いました。
「売れ筋No.1の商品を探せ!って、え~!? それ、どこかに書いてありますか?」
ーそれを観察して見つけるのがワークなんです。笑
次は「自分の推し商品を選ぶ!」というお題。
「あれ? 私の“好き”って、売れ筋とは全然違うかも。なんでだろう…?」
ーそうそう。その「なんでだろう?」が、マーケティングの入口です。
と、楽しいフィールドワークだったわけですが
ポイントは
「どうしてその商品が売れているのか?」
「なぜ自分はそれを推したくなるのか?」
観察から問いが生まれ、その問いから価値が言語化されていくということ。
この「調査の思考」、学生だけでなく、企業や自治体の現場でも全く同じです。
実際のところ
「調査したいんですけど、何を聞けばいいか分からなくて…」
「社内でやってみたんだけど、うまく行かなくて…」
というご相談をよくいただきます。
設問の内容を伺うと多くの方が、いきなりこう聞いてしまっています。
「このロゴ、どう思いますか?」
「このチラシ、どうですか?」
それ……
最後に聞く問いなんです!
まずは、相手の背景の声を引き出すことが大事です。
なので、atでは大きくは3つのステップで、問いの設計を行なっています。
◎ヒアリング設計 3ステップ
1: ペルソナの心理・行動に関すること
価値観・行動習慣などの背景を聞く
例:最近「いいなー」と思うことはどんなことですか?
2: 対象分野に関するニーズ・理想・不満
「こうだったらいいのに」という気持ちにアプローチ
例:この分野で、最近ちょっと困ったこと、ないですか?
3: 商品やサービス自体への具体的な反応
デザイン・言葉・印象などを確認
例:このチラシ、どこが気になりましたか?
これらをベースに目的に応じて、構成していきますが
ご相談いただいた設問を拝見すると
3 に関する設問ばかり、ということが多いです。
◎「このチラシ、どうですか?」の前に聞くべきことは…
3の前に聞くべきことは
その人がどんな暮らしをしていて
何を大事にしていて
どんなことに困っているのか?
つまり、1,2で背景を理解してこそ、3で返ってくる反応に意味が生まれるのです。
背景を聞かずにいきなり3を聞いてしまうと、
たとえ「いいと思います」という答えが返ってきたとしても、
なぜそう感じたのか、どこが響いたのかが分からず、活かしようがなくなってしまうのです。
その人の価値観や暮らしが見えていれば、
同じ「いい」という一言でも、その裏にあるストーリーが見えてきます。
だからこそ、問いの設計が重要なんです。
ぜひ、3ステップを踏まえて設問設計してみてくださいね!
* * *
◎「伝える」の前に「聴く」からはじめませんか?
・ユーザーの声をもっと深く知りたい
・自分たちの強みを、言葉にしたい
・広報や商品開発につながるヒアリングを設計したい
そんな時は、「調査設計」や「問いづくり」の段階から、ぜひご相談ください。
atでは、共創コミュニケーションマーケティングの視点から
問いの設計~ヒアリング実施~定性分析~アクションプラン策定までを一貫してサポートしています。
* * *
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https://m.bmb.jp/13/886/4144/XXXX
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それではまた。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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それ……
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◎ヒアリング設計 3ステップ
1: ペルソナの心理・行動に関すること
価値観・行動習慣などの背景を聞く
例:最近「いいなー」と思うことはどんなことですか?
2: 対象分野に関するニーズ・理想・不満
「こうだったらいいのに」という気持ちにアプローチ
例:この分野で、最近ちょっと困ったこと、ないですか?
3: 商品やサービス自体への具体的な反応
デザイン・言葉・印象などを確認
例:このチラシ、どこが気になりましたか?
これらをベースに目的に応じて、構成していきますが
ご相談いただいた設問を拝見すると
3 に関する設問ばかり、ということが多いです。
◎「このチラシ、どうですか?」の前に聞くべきことは…
3の前に聞くべきことは
その人がどんな暮らしをしていて
何を大事にしていて
どんなことに困っているのか?
つまり、1,2で背景を理解してこそ、3で返ってくる反応に意味が生まれるのです。
背景を聞かずにいきなり3を聞いてしまうと、
たとえ「いいと思います」という答えが返ってきたとしても、
なぜそう感じたのか、どこが響いたのかが分からず、活かしようがなくなってしまうのです。
その人の価値観や暮らしが見えていれば、
同じ「いい」という一言でも、その裏にあるストーリーが見えてきます。
だからこそ、問いの設計が重要なんです。
ぜひ、3ステップを踏まえて設問設計してみてくださいね!
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・ユーザーの声をもっと深く知りたい
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