【ものづくり補助金】7次公募の採択結果と8次公募にむけて
2021/10/05 (Tue) 14:30
こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
9月27日(月)にものづくり補助金の7次公募の採択結果が公表されました。
一般型の採択率は50.4%(採択者数2,729/応募者数5,414)となり、47.7%だった6次公募の通常枠採択率よりも若干上がりました。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html
補助金の申請は1回不採択でも、その不採択理由を打ち消すように計画書を練り直せば採択される可能性は上がります。11月11日締め切りの8次公募に向けて準備されている企業様も多いかと存じますので、今回のメルマガでは「よくある不採択理由」をご紹介し、どのように対策するべきかをお伝えいたします。
【よくある不採択理由】
1、投資の適性性に欠ける
ものづくり補助金は上限1,000万円と非常に高額です。補助率が2/3である場合は、そのぎりぎり1,500万円まで投資する計画を立てる企業様が多いですが、財務状況との兼ね合いの視点が必要です。例えば債務超過ギリギリ、数期にわたり営業損失を出している企業が1,500万円の融資を受けることは現実的ではありませんし、現在の売上規模と同様の投資も難しいと考えます。
≪対策≫
本当に必要なものを精査する必要があります。相見積もりは採択後でも問題はないのですが、計画書段階で精査し絞り込んでおく必要があります。
2、計画が具体的でない
審査員はすべての業種業態に精通しているわけではないため、数値などで具体的に書く必要があります。「生産性が向上する」「競合より優位性がある」など抽象的な表現では判断できないため、投資効果をアピールできる申請書とはなりません。
≪対策≫
根拠のある数値が必要です。「生産性が向上するのは明らかである」ではなく「〇〇と照らし合わせて生産性が15%アップする」と細部まで表現にこだわることが必要です。
3、既存事業との親和性が低い
補助金の原資は税金です。審査員は「税金を投入して本当に実現できるのか。そして利益が出て地域社会に還元ができるのか。」という視点で審査をします。
つまり、ノウハウが全くない取り組みは実現可能性に不安をもたれ、採択が厳しい場合が多いと言えます。
≪対策≫
以前もご紹介したアンゾフのマトリクスで「多角化」の部分より
・新製品開発:既存の市場に対する新製品
・新市場開拓:既存製品をアレンジして新市場に販売する
といったものの方が採択確率が高くなります。
(画像挿入)
例えば「学習塾が同地域で英会話スクールを始める」(新製品開発)、「広域から生徒募集をする、オンライン学習塾を始める」(新市場開拓)などです。
トリプルバリューでは結果の精査を今後も進めていき、これからの申請に活かしていきたいと思います。ものづくり補助金8次公募並びに各種補助金・助成金に関してお気軽にご相談ください。ワクワークしているスタッフからご連絡いたします。
https://www.triplevalue.jp/contact
■会社名 :株式会社トリプルバリュー https://www.triplevalue.jp/
■所在地 :〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目3-32 第2新大阪ビル703
■代表取締役 :山本龍太
■事業内容 :企業のカネとヒトの課題を解決するコンサルタント業/エンゲージメントカードを活用したチームビルディング
■お問い合わせはこちら:info@triplevalue.jp
■バックナンバーはこちら https://m.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=triplevalue&no=1
■配信停止はhttps://m.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=triplevalue&task=cancel
9月27日(月)にものづくり補助金の7次公募の採択結果が公表されました。
一般型の採択率は50.4%(採択者数2,729/応募者数5,414)となり、47.7%だった6次公募の通常枠採択率よりも若干上がりました。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html
補助金の申請は1回不採択でも、その不採択理由を打ち消すように計画書を練り直せば採択される可能性は上がります。11月11日締め切りの8次公募に向けて準備されている企業様も多いかと存じますので、今回のメルマガでは「よくある不採択理由」をご紹介し、どのように対策するべきかをお伝えいたします。
【よくある不採択理由】
1、投資の適性性に欠ける
ものづくり補助金は上限1,000万円と非常に高額です。補助率が2/3である場合は、そのぎりぎり1,500万円まで投資する計画を立てる企業様が多いですが、財務状況との兼ね合いの視点が必要です。例えば債務超過ギリギリ、数期にわたり営業損失を出している企業が1,500万円の融資を受けることは現実的ではありませんし、現在の売上規模と同様の投資も難しいと考えます。
≪対策≫
本当に必要なものを精査する必要があります。相見積もりは採択後でも問題はないのですが、計画書段階で精査し絞り込んでおく必要があります。
2、計画が具体的でない
審査員はすべての業種業態に精通しているわけではないため、数値などで具体的に書く必要があります。「生産性が向上する」「競合より優位性がある」など抽象的な表現では判断できないため、投資効果をアピールできる申請書とはなりません。
≪対策≫
根拠のある数値が必要です。「生産性が向上するのは明らかである」ではなく「〇〇と照らし合わせて生産性が15%アップする」と細部まで表現にこだわることが必要です。
3、既存事業との親和性が低い
補助金の原資は税金です。審査員は「税金を投入して本当に実現できるのか。そして利益が出て地域社会に還元ができるのか。」という視点で審査をします。
つまり、ノウハウが全くない取り組みは実現可能性に不安をもたれ、採択が厳しい場合が多いと言えます。
≪対策≫
以前もご紹介したアンゾフのマトリクスで「多角化」の部分より
・新製品開発:既存の市場に対する新製品
・新市場開拓:既存製品をアレンジして新市場に販売する
といったものの方が採択確率が高くなります。
(画像挿入)
例えば「学習塾が同地域で英会話スクールを始める」(新製品開発)、「広域から生徒募集をする、オンライン学習塾を始める」(新市場開拓)などです。
トリプルバリューでは結果の精査を今後も進めていき、これからの申請に活かしていきたいと思います。ものづくり補助金8次公募並びに各種補助金・助成金に関してお気軽にご相談ください。ワクワークしているスタッフからご連絡いたします。
https://www.triplevalue.jp/contact
■会社名 :株式会社トリプルバリュー https://www.triplevalue.jp/
■所在地 :〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目3-32 第2新大阪ビル703
■代表取締役 :山本龍太
■事業内容 :企業のカネとヒトの課題を解決するコンサルタント業/エンゲージメントカードを活用したチームビルディング
■お問い合わせはこちら:info@triplevalue.jp
■バックナンバーはこちら https://m.bmb.jp/bm/p/bn/list.php?i=triplevalue&no=1
■配信停止はhttps://m.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=triplevalue&task=cancel